総量規制対象外のカードローンとは

総量規制の対象外のカードローンといえば銀行の提供するカードローンがあげられます。

総量規制はあくまで貸金業者に対して決められたもので、消費者金融、クレジット会社のカードローンなどが対象になります。一方、銀行のカードローンは貸金業法の制約を受けません。

銀行のカードローンというと、人気のあるところでいえば、大手銀行やネット銀行などがあげられます。

総量規制の対象外か否かという点でみれば、銀行のローンかどうかということになるのですが、具体的な違いというと、以下の点を上げることができます。

・金利、特に上限金利が低い傾向にある。
・年収制限を受けないため、おまとめローン的な使い方が可能。
・信用度が高い。

最近では自動車ローン並みの金利のカードも増えています。銀行の融資なので、安心感もあり、また総量規制の対象でないため、年収の3分の1の借り入れを超えても借り入れが出来るところが可能なことから、金額の大きな買い物もこの銀行のカードローンを使うとしやすくなります。

もちろん、消費者金融などと同様、保証人は原則不要、担保もなく借り入れが可能で、最近では審査~融資実行までのスピードも非常に早いところも出てきており、中には即日融資が可能なところもあります。

総量規制とは?

カードローンなどの個人向け融資の業界で総量規制というと、貸金業法で定められている規制のことを指しています。年収の三分の一以上の貸し付けを貸金業者に禁じた法律で、これにより消費者金融などは既存顧客への追加融資ができなくなり、顧客側も自転車操業すらできないという状況に追い込まれています。しかし、銀行は貸金業者には分類されないため、総量規制の対象からは外れています。つまり総量規制対象外とは一般に銀行ローンのことを指しています。

ただ、やはり審査が入ることは間違いないですし、総量規制の対象かどうかという以前に借金総額がいくらあるのかは重要な審査ポイントです。計画手な借り入れを行うことが非常に重要です。

 

総量規制が導入された背景

改正貸金業法で総量規制が導入されたのは、2010年6月です。

貸金業法は2006年12月に成立したものの、貸金業者、利用者、双方への大きな影響を考慮し、段階的に導入し数年かけて完全施行となりました。

導入された背景としては、政府調査によると、国民のうち、およそ1500万人が消費者金融などの貸金業者を利用しているとういう今日の状況があげられます。

消費者金融は借り入れが容易であり便利である一方、安易な借金が増えてしまう原因となります。借り入れる時は安易なので、返済に行き詰ると、複数の会社から借り入れをして、返済に充てる人が少なくありませんでした。

また、借り入れが容易な分、金利は銀行よりも高く、複数の業者から借り入れをした場合、返済能力を超えるケースも多く出てきました。

この問題が深刻な社会問題であると認識され、国民による貸金業者の計画的な利用を促す事を目的に、総量規制が導入されました。

貸金業者からの借金総額は年収の3分の1以内に制限されました。これは、利用者の平均所得などを考慮して、返済可能な借入れ額は年収の3分の1と判断されたからです。

そしてこの3分の1の中に、銀行の借り入れや、銀行のカードローンは含まれておらず、クレジットカードの中でも、キャッシングは含まれてもショッピングは含まれないなど、消費者金融からの借金による多重債務をなくすことが目的であることが伺えます。